ラストアレスターについて
ABOUT RUSTARRESTOR

環境にもやさしい電子防錆システム。クルマに取り付けることによって、
塗装の劣化やサビの進行を遅らせ、あなたのクルマの耐用年数を伸ばします。

プロモーションビデオ

※動画は基本の流れを解説しております(動画内で使用している商品は旧バージョンです。)

ラストアレスターの特徴

サビの進行を遅らせる

ラストアレスターは塗装の傷やミクロのピンホールに、アノード(電極)から微弱電流を流します。雨や結露時にできる水膜を通して微弱電流が車体の表面に流れることにより、金属に電子を補充してサビの発生を遅らせます。

塗装の輝きを守る

ラストアレスターは微弱電流を塗装表面に流すことにより、車体の硬度を上げて強化することが可能です。酸性雨や汚れに含まれる化学物質などの外敵からの侵食を防ぎ、車体の輝きを長期的に保ちます。

時間の経過が物語る、ラストアレスターの効果

同じ時期に可動を始めた公共車輛の、10年後の様子を比較したものです。(走行距離は共に約30万キロ)
風雪の厳しい北国では、融雪剤を散布して路面の氷結を防いでいます。この融雪剤には塩化ナトリウムが多く含まれているために、車輛の金属腐食を大きく進行させる原因になっています。

  • ■ ラストアレスター装着車
  • ■ 未装着車

※1997年11月から2008年1月まで(10年2カ月)の経過を比較。
※走行距離はラストアレスター装着車輛が276,536km、未装着車輛が329.756km。

特許技術”ラストプリベンション・システム”とは?

錆(Rust)は、酸化還元反応によって金属表面が電子を失ってイオン化し、その表面から脱落していくことで進行します。電気化学的な反応によるものなので、錆が発生するかどうかは電位と pH に依存します。特許技術であるラスト・プリベンション・システムは、この電位差によって不安定になった金属面に人工的に電流を流し込むことによって、電子の動きを安定化させます。その結果、錆の発生を抑制することができるのです。

ラストアレスターは、このシステムを自動車の塗装劣化抑制のために活用した製品です。まず、雨や融雪剤を含んだ雪によって生じた水の膜に対して、電流を制御するユニットから各アノード(電極)を経て、微弱な電流を送ります。これによって、塗装表面の小さな傷や、ミクロの穴(ピンホール)、劣化塗装の金属顔料などに電子が送り込まれて、金属分子を安定させ、塗装の酸化や劣化を抑えることができるのです。

30年の歴史が物語る、厚い信頼

ラストアレスターは1987年、アメリカ・フロリダ州でその基本原理が開発された、電子防錆システムです。これまでに同州にあるNASAのケネディ宇宙センターのロケット発射台に採用された他、軍事設備やバドワイザーの大型トレーラーなどに使われてきました。その後、数々の改良が加えられ、特許技術であるラスト・プリベンション・システムが搭載された現在のラストアレスターが完成しました。

このシステムは、塗装表面に設置したアノード(電極)から微弱な電流を塗装表面の水の膜に流し込み、電子を供給します。車両の塗装表面における酸化・劣化を電気化学的に抑えることによって、塗装の劣化を遅らせることを可能にし、また錆の発生を抑制することができます。現在、生産は国際標準化機構(ISO)9001、14001を取得した日本国内の工場にて、徹底した環境管理の下で生産されています。

ラストアレスターは第三者機関よる厳しいテスト基準をクリアし、特許技術「RUSTPreventionSystemラストプリベンション」を搭載した電子防錆装置です。
30余年に渡る歴史を持つ多くの実績と、それによる人々の厚い信頼に支えられた製品です。
*一般社団法人 日本防錆技術協会

ラストアレスター評価試験
(暴露・酸性雨・海水噴霧・高温高湿・光沢変色)
監修:一般社団法人 日本防錆技術協会

30余年に渡る歴史を持ち多くの実績にも支えられたラストアレスターは人々の厚い信頼を立証する上で 第三者機関による厳しいテストを行いその基準をクリアし特許技術「Rust orevention Sysutem/ラスト・プリベンション・システム」を搭載した電子防錆装置として販売しております。
*一般社団法人 日本防錆技術協会

試験概要

試験名称
屋外暴露試験 -JIS Z 2381適用-
試験概要
海岸沿い、潮風等の立地環境における試験場においてタイプの違う鉄資材片を固定し自然放置し錆の進行を観測する。RAの効果を計る上でRAを装着ある無しで一対とする。
結果予測
RAを装着した鉄資材片が明らかに装着しない鉄資材片よりも錆の進行が抑えられている状態を観察。及び一定期間経過後の光沢度数の確認。
試験期間
2018年8月~2020年5月実施
試験場所
一般財団法人「日本ウェザリングテストセンター」 銚子暴露試験場
試験試料
ラストアレスター 100V/3CH 及び 24V/6CH
試験判定
一般社団法人 日本防錆技術協会

試験タイトル

暴露試験

塗装された金属片の大中小を揃え
・100V3CH
・24V6CH
をそれぞれの金属片に装着。RA未装着鉄板との差を定点観測へ。

塗装光沢変角測定

暴露試験台に取付前の金属片の表面を上記の光沢変角測定器に掛け投射角度を変えて何度か数値を計る事でデータ値の変化から光沢度数を割り出す。

塩水噴霧試験

JIS規格に基づく試験機、及び、塩濃度・槽内湿度・噴霧量を設定し、試験時間を24Hとし150mm×70mm、80mm×45mm(各厚1mm)の塗装鋼板を使用し実施。

ラストアレスターユニット設置写真

EMC(electro-magnetic compatibility)試験
*電磁両立性、電磁環境両立性と訳されます。

EMC試験とは『電磁波によって電子機器が誤動作しないか確認する試験』で 対象の電子機器(例えば車関連電子機器)とラストアレスターがお互いに発する電磁波の影響を受け、その電磁波障害により誤動作しないか試験で確認するものです。

試験環境

EMC試験はエミッション(ノイズの放出)とイミュニティ(ノイズに対する耐性)を測定。

放射エミッション

放射イミュニティ

以下、ノイズの放出(エミッション)において測定した値(グラフ)が適用するAクラス(家庭以外の設備内で使用する機器)の許容値以下でありリミットを超えていないことから、他の電子機器に対してラストアレスターの電磁波が影響を及ぼさないことを示しています。

放射エミッション測定

またノイズに対する耐性(イミュニティ)においても試験の結果、誤作動や破壊をしないことを確認しています。

■EMCに関する懸念へのアドバイス
以上の測定結果でも示すように過去の事例として、多くの電子機器を搭載している消防車や救急車にもラストアレスターは装着実績が御座います。