
ブログ 更新日:2026年7月7日/公開日:2026年07月07日
【自動車整備の昨今】激変するクルマの構造、これからの時代に求められる「特定整備」と「エーミング技術」とは?
現在、自動車業界は「100年に1度」と言われる大変革期を迎えています。電気自動車(EV)へのシフトだけでなく私たちが乗るガソリン車やハイブリッド車も中身は急激に「走るコンピュータ」へ進化を遂げています。
こうしたクルマの構造変化に伴い、実は自動車の「整備工場」や「整備技術」の現場でもこれまでにない巨大な変化が起きています。
これまでの経験だけでは直せない?「特定整備」の時代へ
これまでのクルマの整備といえばオイル交換やブレーキパッドの摩擦チェック、エンジンの金属パーツの修理などいわゆる「機械的(メカニカル)な技術」が中心でした。しかし現在のクルマには自動ブレーキや車線逸脱防止支援システムといった「ADAS(先進運転支援システム)が標準装備されています。これらはクルマに取り付けられたカメラやレーダー(電波センサー)によって作動しています。
例えばフロントガラスを交換したりバンパーを脱着したりした際にセンサーの位置がわずか数ミリずれるだけで自動ブレーキが正しく作動しなくなる危険性があります。
そこで重要になるのがセンサーの狂いをミリ単位で校正・調整する「エーミング(電子制御装置の校正作業)という最先端技術です。現在はこのエーミングを含む作業は法律で「特定整備」と位置づけられ、国から認められた高度な設備と技術を持つ工場でしか行えなくなっています。
整備工場が減少する中で私たちはどう対応すべきか?
現在、高齢化や人手不足によって全国的に自動車整備工場は減少傾向にあります。その一方で生き残る整備工場は最新の電子診断機(スキャンツール)を導入し、日々進化するコンピュータ技術に対応しています。
デジタル化する時代だからこそ変わらない「強固な骨格」が必要
クルマがどれだけコンピュータ化し、賢くなってもその先進センサーはクルマのボディやフレームに取り付けられています。
もし経年劣化やサビによってクルマのフレームや下回りがじわじわと腐食して強度が落ちたり歪んだりしてしまったらどうなるでしょうか?どんなに優れた最新のエーミング技術でカメラを調整しても土台であるボディがサビで歪んでしまっては安全な自動運転や支援システムは100%の性能を発揮できません。
そこで電子防錆パーツ「ラストアレスター」はクルマのバッテリーから微弱な電流をボディ全体に流すことで金属の酸化(サビ)を根本から抑制するシステムとなります。









